甘木しぼり・くおんへようこそ

甘木絞りについて


 甘木絞りは、江戸時代後期から昭和26年(1951)まで作られていた福岡県朝倉市旧甘木市中心部で作られた絞り染めです。絵画的な文様を得意としています。博多絞りとともに筑前絞りとして最盛期には日本一の生産量を誇り、全国のみならず海外へも輸出されました。

 戦後、産業としては姿を消してしまいますが、甘木絞りの復興を目指し、各団体や個人の方々が活動されています。

 

【参照文献】

「九州絞り大全~甘木絞りと博多絞りと中心に~」

2017年10月11日発行

編集・発行 甘木歴史資料館

甘木しぼり・くおん


 「久遠(くおん)とは、「長く久しいこと。遠い過去または未来」「ある事柄がいつまでも続くこと。永遠」を意味します。

 甘木絞りがこれからもいつまでも続いていくことを願い、「くおん」と名付けました。

 甘木絞りの伝統技術をしっかりと継承しつつ、甘木絞りの芸術性や可能性を追求し、制作に努めていきたいと思っています。

 甘木絞りはすべて手作業で行われます。

一針一針縫う、一個ずつ括る、染め重ねる......

すべての工程に、真心と時をこめて制作しています。

作品から、真心のこもった温かさや力強さ、時が織りなす重厚感など甘木絞りの魅力を感じていただけたら幸いです。

 

テキスタイル&アイテム


 甘木しぼり・くおんは、時間を経ても愛され続けるテキスタイルデザインを目指しています。⇒詳細

 工芸は「美」と「機能」の融合芸術です。その視点を大切にし、日々の暮らしの中で美しさと使いやすさを感じていただける物づくりを目指しています。⇒詳細


福岡県知事賞を受賞いたしました

令和5年度 第78回県展(福岡県美術展覧会)

78回県展(福岡県美術展覧会)のデザイン部門にて福岡県知事賞をいただきました。

 

タイトルは『すべての命は海から生まれ』です。
生きとし生けるものすべてが同じ故郷ー海ーから生まれたことを思い、あらゆる自然を人を尊重して生きていきたいと願う、私が思い描く多様性を表現しました。
布にミシンで絵を描くように制作しました。
いただいた賞を励みに、これからも表現の可能性を探求すべく制作に精進してまいります。
9月に入ってもとても暑い日が続いていますが、
お近くにお越しの際にはご覧いただけましたら幸いです。
「中村美香」にて出品しております。
(デザイン部門の会期は9月12日(火)~18日(月・祝)ですが、他の会期につきましては、4階に展示していただいております)
福岡県立美術館のホームページにも作品を掲載していただいております。
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令和5年度 第78回県展(福岡県美術展覧会)
2023年9月5日(火)~10月1日(日)
会場:福岡県立美術館
〒810-0001 福岡市中央区天神5-2-1
TEL:092-715-3551
10:00~18:00
*入室は閉室の30分前まで
*各会期最終日は17:00まで
休館日:9月11日(月)、19日(火)、25日(月)
第1期(彫刻・写真)      :9月5日(火)~9月10日(日)
第2期(日本画・工芸・デザイン):9月12日(火)~9月18日(月・祝)
第3期(洋画)         :9月20日(水)~9月24日(日)
第4期(書)          :9月26日(火)~10月1日(日)
入場料:一般400円、高大生200円、小中生無料
*毎週土曜日は高校生無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害保険福祉手帳の交付を受けている方とその介護者、特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方は無料
◇巡回展(デザイン部門展示)
〈筑豊展〉嘉麻市理小田廣喜美術館
10月25日(水)~10月29日(日)
〈北九州展〉北九州市立美術館
11月22日(水)~11月26日(日)

 

 ◆iichi

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*展覧会期間中はお休みさせていただいております。